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昨日、土曜日、我が息子は現代アートのトークショウなるものに行ったらしい。「何を言ってるのか意味不明。これ聞いて。何を言ってるのか解ったら教えて。」と言って、録音機を渡された。その録音を今日聞いてみた。色々思うところはあるが、作家の人が順次話し終えると、20人ほどの参加者がぱちぱち手をたたくのに一番ビックリ。激しい意見の遣り取りも無い。せっかく作品を展示なさっているのだから、もっと何とか言ってやれば良いのに。私も作品だけは見ているので、あの作品の制作者なのだなと言うことは解る。私の意見としては、コンセプトがあるなら、その詳細を文章にして、各作品に添付すべきかと。テーマ若しくは題名も必要かもしれない。「無題」も有りとして。現代アートは多種多様にわたっているので、鑑賞者の意識高揚のためにも、制作意図を理解しやすい文章があれば、もっと良い。自戒の念を込めて言っているつもり。コラボする場合、平面作品同士だと、ややもすれば、主張するところが相殺される危険性がある。出来れば、平面と立体、視覚と聴覚、映像と平面と音楽、舞踊と映像など、異種異分野のコラボの方が相乗効果があるし、制作者自身の視野も広がるのではないか。単に、友達、同期の気安さで合同展をしたが、小さい輪の中だけで終始したように思う。私の体験では、造形作品と「現代詩」は、うまくいくと意図せぬ効果を生み出す。自分の作為とを文字で表現することは難しいが、他者という反射を利用し合うのも一手である。最後に、トークショウの場合、各自の言葉の定義を明確にしておかないと論理整合性すら保持出来ない事態を招きかねない。