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これは仕舞扇の扇面に散らされた小石と砂子である。

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波も唐草も手書きである。近頃では、殆どがシルクスクリーンになってしまっている。その上、切箔の小石や砂子までが、工業用の転写箔に取って代わられている。

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小石の間にびっしりと敷き詰められた砂子が均一で美しい。

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この扇の小石はほとんどが、正方形でつながったものもない。素晴らしい職人技である。

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扇の折の方向によって山と谷が交互に上品に光る。

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左から右に螺旋状に配置された雲としけびきで描かれた霞が遠近感を出している。この仕舞扇の素晴らしさを理解できる人が今どれぐらいいるのか。これもまた時の流れの中に消えていくのであろうか。