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着色箔は純金箔の半額ぐらいの値段がする。この四角い箔のままで使う必要がないのなら、細かく砕けた状態のもの(「切廻し」という)のほうがかなり割安である。

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これが、着色箔の切り廻し(きりまわし)である。1グラム単位から販売されている。切廻し1グラムはかなりの量である。100グラム単位で買うとかなり安い。

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アルミ箔や金銀色はよく使うので、100グラム単位で買っていた。

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左から、アルミ箔、クリアーコート(酸化防止のための透明の皮膜)の銀箔、銀台の着色箔の切廻しである。

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拡大した所。

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これは、高砂箔の切廻しの見本である。

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これは、七色に光る特殊箔の切廻し。左が「静海波」(せいかいは)という切廻し、右が「七彩色」(ななさいしょく)という切廻し。
この2つの箔は私のお気に入りで、よく使っていた。

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これは銀台の切廻しの見本である。

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本来、切廻しというものは、箔を四角にカットした時に廻りに残る半端な箔のことである。それ故、普通の切廻しは、右側のようにかなり細かいのであるが、高砂箔は切廻しを工業的に大量生産しているので、切廻しといえども大きいのが特色である。

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はじめの頃は、この大きな切廻しを見て意味が分からず、悩んだものである。
しかし、その後、蒸着の転写箔を使うようになって、この特大切廻しが如何にしてできたか理解できるようになった。
で、自分でも蒸着箔から切廻しを作ってみようと悪戦苦闘したが、なかなかうまく行かなかった。ただこの工程で、思わぬアイデアの数々が生まれたのも事実である。この大型切廻しから学んだものは、今では私の無形文化財である。

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