2012-02-20_0001
何時頃からか、髑髏を描くようになった。それは、まるで、体内から沸き上がってくる衝動と言ってもいいほどのものであった。
ドクロの作品を描いている時だけが、何か癒やされている感じがした。
その頃から、私の体内で病は進行していたと思う。全ては、歳のせいだと思っていた。
あまりの倦怠感で、一日になんどもため息をついていた。
やる気の無さに自分ながら驚きもした。イライラはつのり、つまらないことに腹が立った。
身体が思うように動かない。

そんな時、髑髏だけが、私の心を慰めた。今まで、髑髏を描こうなんて思ったことはなかった。
不思議である。体の不調が、脳に何らかの指令を出したのかもしれない。