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両親の時、夫の時、がん告知を担当医から受けた時、一瞬頭の中の活動が停止。癌=「死に至る病」という思い込みは、一昔前のものだとはいえど、今だに拭い切れない。告知する医者が、冷血漢の悪魔の使いのように見えてくる。医者の方も感情移入ばかりしていたのでは身がもたないので、事務的にならざるを得ない。ただ具体的にこれから何がどうなるのか皆目検討もつかないので、家族も当人も判断材料がないから戸惑うばかり。そこで唯一分かっていることは、癌=「死に至る病」という方程式。頭のなかを、この図式がぐるぐる回る。この癌=「死に至る病」という方程式に対する認識が人によって違う。ネットの世界は、知りたいことも知りたくないことも、教えてくれる。嘘も真も重要度もみんな一緒くた。フィルターというものを持たないネットの世界の残酷さを今回ほど感じたことはない。一週間ぐらいネットの泥沼にハマり込んでいたように思う。精神的にしんどいからほどほどにすべきであったと今なら冷静に自分が見えてくる。