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今週の日曜日、遺伝子検査を家族で申し込んだ。唾液を出すだけで良い。パンフレットの説明を読んでいると、遺伝子=運命と思わざるをえない。この遺伝子は、先祖からずーっと受け継いできたものである。子は親を選べないように、遺伝子を選べない。生命の樹は、ある家系の中に遺伝子情報として連綿と受け継がれる様を表現している。

遺伝と環境の比率は、本当はどれぐらいなのか。人に与えられた選択の自由は、遺伝的要因を上回るのか。

しかし、近い未来、人類は遺伝子操作を容易に成し遂げてしまうであろう。もう既に、ip細胞による治療が始まっている。遺伝子を操作し始めた時点で、人類という種は、新たな種になってしまったのだろうか。親は子供の遺伝子を選択するようになるのだろうか。経済格差がココでも人社会の不平等の原因になるに違いない。

生命の樹は、最早「樹」ではなく、生命の「機」になって、もっと人工的な傾向を示すようになるのだろうか。そんな世界を余り見たいとは思わない。

病を得てから、つくづく自然なのがいいと心から思うようになった。