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建築裁判はやっても無駄だと経験者達は言うが全くそのとおりである。
裁判官は、諮問委員の建築士からアドバイスを受ける。建築士は建築業界の人間である。
建物を建てなおさせるような判決は出さないのが普通である。
建築は高額なので建築業者を守ろうとするらしい。個人一人を泣き寝入りさせたところでなんてことはないのである。
裁判官も弁護士も何ら金銭的被害を被ることはない。他人事である。
少しぐらいの賠償金も、裁判費用で無くなってしまう。
建築主は時間だけが過ぎて、ストレスまみれになるのが落ちである。

ではどうすればいいのか。
契約書に判を押す前に、建築に詳しい弁護士と、全く別の建築士に、設計図と見積書と契約書を診てもらうことである。
この一手間を惜しむと取り返しの付かないことになる。
契約書は建築業者が作成した一方的なものである。これが一番のネックとなる。一言一句でも手直しすると契約はしないという業者が多い。そこで色んな事を念押しする場合、録音(できれば録画)をとっておくことである。更には、第3者の同席を頼むのもいい。

ところがマンションなんかで多くの人が被害者となる場合は、報道関係なんかも大騒ぎするので無視できない。
同じことでも、一人の個人の場合は報道関係は皆スルーする。
個人は、無力であることを肝に銘じるべきである。

それでも設計施工監理の一環業者に任せるべきではない。猫に鰹節である。鰹節を前にした猫に商道徳を説いても全く無駄である。

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