畑のキャビア「とんぶり」を調理してみた。
畑のキャビア「とんぶり」と銘打って店先で時々見かけるが、どう見てもキャビアとは似て非なるものに思えて敬遠してきた。
しかし、ネットで検索して、気が変わり一度食べてみることにした。
とんぶりはホウキギという植物の実で、中国や日本に於いて古来から生薬として、利尿と強壮に用いられてきたという。
とんぶりの実は直径1 – 2ミリの暗褐色の球形でぷちぷちとした食感だけで、特に味はない。それ故、やはりキャビアとは味の点も見かけの点でもかなり異なっている。食感を楽しむ健康食品と考えれた方がいいのかもしれない。
キャビアっぽくするためにも、魚と混ぜる。今回はツナの缶詰を使うことにする。
ツナの缶詰ととんぶりを混ぜて味見をしてみたが、イマイチコクがない。
マヨネーズを加える。
とんぶり、ツナ缶、マヨネーズをあえて、味見をしてみる。アクセントになる香辛料が必要な気がする。
そこで、生姜とにんにくをすりおろしたものに、醤油をくわえたものを造る。
作った香辛料を入れてよく混ぜる。
味見をしてみる。・・・・これならば、どんなものとでも合いそうである。
今回は簡単にきゅうりに乗せていただいたが、結構イケる味であった。
これを基調にして、たまご、納豆、ジネンジョなどと合わして料理に使えば、いろんな変化が楽しめそうである。