未知との遭遇-Ⅲ
前回紹介したこのETは、一体何処からやって来たのか。自問自答してみる。
SF映画を見ていると、殆どの場合、ETのサイズは人間の大きさに準じている。
しかし、そんな偶然の一致は確率的に低い。惑星の重力、酸素濃度等、諸々の条件の一致がなければ人類とほぼ同じサイズにはなりえないのではないか。というわけで。私的には、ETや宇宙船なんかは、ものすごく小さいのではないかと勝手に想像する。だからこそ、UFOやETを見かけないのはそのせいだと思うことにしている。ケダニぐらいのサイズなら、着陸するのに最適なのは、水の上が一番いいはず。時間帯は、もちろん夜。且つ、人目につかない場所とくれば、地下の排水口の中か、廃屋の水たまりなんかが最適ということになる。
その水たまりに、ワームホールを使ってテレポーテーション。
一瞬だけ、時空に変化が生じる。
瞬時にして、UFOが出現。
音もなく水の上に現れる。・・・・・これが私の考える未知との遭遇。
宇宙には、文明を持つ知的生命体が何百といるはずだと科学者たちはみなしている。人類の想像を超えた生命体が、想像を超えた科学技術を持って広い宇宙空間を飛び回っているとしたら、ちょっと地球に寄ってほしいものである。