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地震になったら何が大変かというと、トイレである。
阪神大震災の経験から、この本「トイレが大変!」が書かれた。読むだけの価値がある本だと思う。公務員必読の書に指定すべきかも。

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現在、熊本や阿蘇で地震が続いている。避難生活を余儀なくされている人達をテレビ番組で取り上げられているが、あまりトイレのことは話題にしない。
しかし、避難生活も6日目になってくると、トイレはきっと悲惨なことになっているはずである。そのせいで、水分や食事を控えるヒトが出てきているらしい。
男性はまだしも女性は立ちションなんか出来ない。又、障害者専用のトイレは用意されているのだろうか。

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この本は、今から10年前の平成17年に近代消防社から出版されている。目次だけでも見て、今後の参考にしてほしい。

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車で寝起きされている方達もトイレをどうするかは大問題である。熊本は最近あまり地震がなかったので、災害時のトイレ問題の対処はあまり進んでいないのではないか。ただ、人口過密地帯ではないのが救いではある。阪神大震災のトイレ問題は、その後の災害時仮設トイレに関して大きな問題を提示した。

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今回の熊本地震は、新潟県中越大震災との共通点が多いように思われる。今までの教訓が活かされることを願う。

震災の避難訓練はよくされるが、その後の避難生活での心得は余り問題にされない。トイレなどの衛生面や、エコノミー症候群などの医療面に関するパンフレット等も常時準備しておく必要がある。懐中電灯は避難グッズとして準備しても弾性ストッキングを準備する人は少ない。町内の回覧板や、市からの配布される災害時パンフレットには、長引く避難生活については書かれていない。3日から一週間をなんとか凌げれば後はどうにかなるという考えである。災害から生き延びても、心が被災することになる。地方自治体は、その場限りの対処から、先回りの対策へ移行すべきである。