名も無きウツボを買ってきた。
魚屋で見付けたウツボ。待ってましたとばかりに早速買って買える。
帰って来て気付いたが、何処にも「ウツボ」とは書かれていない。単に鮮魚とのみ書いてあるだけ。そういえばいつもは付いている頭がない。
これではウツボを食べたことのない人には、解りづらい。調理済みで料理しやすいから、何かよく分からないけれど買おうという人がいるのかしら。それともウツボの顔が怖すぎるので綺麗な身だけを見せて売ろうという店の方針なのか。理解不能。
以前に買ったウツボと模様が違う。大きさも一回り小さいから、値段も安い。
ウツボの身は白味でほんとうに綺麗。ウツボを切るために包丁だけは研いでおいたほうが良い。皮が切りにくいのである。
尻尾の方は骨が多くて食べにくいかもわからないので、別個にする。
尻尾の方は、塩コショウで網焼きにする。
切り身は、味醂と醤油と生姜汁で煮物にする。
落し蓋をして15分ほどグツグツたく。
出来上がり。
皮が柔らかくて特に美味しい。うなぎより美味しいかもしれない。
尻尾の方も、10分ほどでこんがり美味しそうに焼けた。
白焼きもあっさりしていて美味。兎に角、ウツボは文句なく美味しい。いくら魚相が悪くても、怖くても一度食べたらやみつきになる。
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