周りじゅうの人が知っていて、私だけが知らなかったお菓子「シベリア」。この「シベリア」という珍しい名前と、脂肪分が少ないという理由で買ったお菓子である。


このお菓子は、脂肪分が非常に少ない。胆石らしい私にはぴったりだと思って買ったのである。

 


珍しかったのは私だけで、二人の息子は知っていた。宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」に出ていて話題になったという。

ネットで検索するとジブリ作品「風立ちぬ」が出てきた。しかし、「風立ちぬ」といえば、堀辰雄の小説しか知らなかったので、びっくり。

このアニメに出てくる「シベリア」は三角で、サンドイッチのような形である。

 


「シベリア」の名前から、シベリア鉄道を想像したし、菓子袋にも電車のイラストが描かれている。

 


「シベリア」は、いつ何処で誰が作ったかははっきりせず、気がついたら日本国中に広まっていたお菓子で、ケーキなのかパンなのか、和菓子なのか洋菓子なのかも曖昧な謎のお菓子なのである。

 


ただ、明治から大正時代にかけて出来たらしく、当時にあってはモダンなお菓子であり、広く庶民に受け入れられようである。現在にあっては、レトロなお菓子ではあるが。

 


カステラの上にアンコの羊羹を流し入れて作られているので、ぴったりくっついている。単にカステラでサンドしてあるのではないのが、このお菓子の特徴である。食べてみると、予想通りの味。ミステリアスな味はしなかった。