おえかきグミランドの原理は人工イクラと同じ。
スーパーで見付けた知育菓子。昔、ねるねるねるねというのがあって、よく子どもたちが買っていたのを思い出す。
絵がかけると書いてあるので、思わず買ってしまった。
どのような原理でグミになるのかと思って、原材料名を見てみる。リン酸カルシウムとアルギン酸ナトリウムの反応で、不溶性のアルギン酸カルシウムが出来るので、グミが出来るというわけである。この反応は、かの有名な人工イクラと同じである。
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オープンキャンパス 人工骨を作ってみよう
手順が詳しく書かれてあるが、原理は書かれてない。色水を混ぜることがどうも知育らしい。
中身はこれだけ。パレット、型、グミの素、3原色の粉。
グミの素は、粉。色の元も粉。
色の粉に水を加えたらすぐに溶けるし、粘性もない様に見受けられる。この色水の方に、リン酸カルシウムが入っているのか。
粉を敷き詰めた上に色水をおいて、固まるのを待つ。粉の方にアルギン酸ナトリウムが、色水の方にリン酸カルシウムが入っているのか。
各々少し舐めてみたがよく解らなかった。
白い粉のグミの素の方は、サトウや酸味料などがかなり入っているので反応は遅い。
しばらく経って裏の方をみると固まっている。手で触るとグミというほどの弾力性はない。
化学反応の方は難しいので、3原色の混合で色んな色を作ることが出来るという方が主体らしいが、このグミ、余りグミっぽくない。かろうじて固まっているだけ。U-TUBEの動画を見ているとなんだか「本当?」という気になる。褒めればいいというものでもあるまいし。
一番良かったのはこのパレット。残しておいて、又、何かに使いましょ。