【九州大学大学院医学研究院の山﨑貴男学術研究員と飛松省三教授らの研究グループは、自閉症スペクトラム(ASD)の非定型的な視覚認知が、脳内ネットワークの神経結合の病気である機能的結合異常(コネクトパチー*)に由来する】ことを突き止める研究発表をした。

この最初の文章自体をよく理解できなかったので調べまくった結果、だいたい次のような意味だと思う。
まず、コネクトとは結合、パチーとは医療用語的には〇〇症とか病変という意味である。非定型的とは規則的でないとか典型的でない、即ち、「様々の」という意味。・・・で、まとめてみると、

「自閉症には色んな種類があるが、その原因は、定まらない視覚による脳内神経の結合の病気であり、本来あるべき働きをする神経結合の異常である。」という意味で、視覚の働きが異常なために次々に起こる神経結合が脳の作用にまで及んでしまう病気であるということらしい。


飛松教授は、「脳を開けずに脳を見る、測る、探る」ことを研究、解析されている。
一方、山崎研究員は発達障害についての研究をされている。


【研究者データ】山崎貴男 | 日本の研究.com
以上が山崎研究員の研究である。

その一例
KAKEN — 研究課題をさがす | 「社会脳」の定型発達と自閉症スペクトラムにおけるその変容 (KAKENHI-PROJECT-26350931)


こちらが、飛松教授の研究分野
untitled – fam99-1_p7.pdf


一言で「脳を開けず脳を見る」と言っても色んな方法がある。MRI、光トポグラフィーなどのテクノロジーの発達によって自閉症の判定も統一されることであろう。


研究者たちは、自閉症スペクトラムの原因が確立されれば、その早期判定や早期治療介入にも貢献できるのではないかと豊富を語っておられる。

尚、先行した研究はこれ、
視覚情報処理

今回、色々調べてわかったことは、今まで、視覚認識がこれほど人によって違うのだということである。何となく差はあってもだいたいほぼ同じであろうと考えていたのだが、テンプル・グランディン著「自閉症感覚」を読んで認識を新たにした。そこへこの研究発表「ASDはコネクトパチーである。」を読んで、非常に興味を覚えたのである。是非詳しく内容を知りたいものである。

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