歩いていると、どこかで猫のものすごい鳴き声が聞こえてきた。見回すとガレージの隅っこで2匹の猫が、睨み合って威嚇しあっていた。


近づいても動く気配は全然ない。慌ててカメラをカバンからだす。


人間なんかにかまっていられない様子。


ただ、鳴き声だけはやんでしまった。じっと考えている様子。人が近づいてきたのでこの場は一時引き下がるべきかと迷っているのか。


右側の猫ちゃんは半ば諦めた様子。左側の猫ちゃんは微動だにしない。


遂に、縄張りを死守した猫ちゃん。かなりの貫禄。しかし、もう一匹の猫ちゃんもまるまると太っていた。このあたりは、商店街でお店やさんがひしめき合っているので、餌をくれる人が多いのであろう。


近づいてもまだ動く気配はない。勝利の余韻を味わっているのか、又は、あいつが戻ってくるのではないかと疑心暗鬼なのか。


やっとこちらをちらっと見てあっという間に去って行った。猫ちゃんなんて言う感じではない。「お猫ドン様」って言う雰囲気。本気出してる猫ってのは、鬼気迫るものがある。そりゃ、生活を賭けて縄張り争いしているのだから無理はない。国際紛争もそんなものかもしれないと、ふと頭に浮かぶ。特に、まるまると太った様子は、テレビでよく見かける何処かの誰かさんに似ている。