高速を走っていて、隣を行くトラックに思わず目を奪われた。勿論、私は助手席に座ってデジカメを手に持って、なにか思わぬものに出くわすかもしれないとキョロキョロしていたときであったので、グッドタイミングである。


トラックの荷台に無数についている傷跡。思わずシャッターをカシャ・カシャ。


その引っ掻かれたところの塗料が剥げて錆びてしまっている。一体どうしたらこの様な傷がつくのか。
素晴らしい、カシャ、カシャ。車体の揺れできれいに撮れているのか心配しつつ、カシャ、カシャ。


アクションペインティングの抽象画そのものである。このまま現代美術の美術館の会場に飾っても何の遜色もない。車体のブルーと錆色の赤褐色との色合いも補色系で絶妙である。


走る芸術作品はあっという間に速度を上げて去っていった。
一年前ぐらいから、金属サビの写真を撮りためてコレクションにしている。このトラックの写真は今のところ、ダントツの1位。接写で撮れていたらと悔やむ。