子供のおもちゃのようなプラスチックの土鍋。


土鍋の中にはちょうど猫が6匹はいっている。リサイクルショップで見つけてきたので、説明書のたぐいはまったくない。自分で判断をするしか無い。


6匹の猫たちのポーズはひとつずつ違っている。共通しているのは全て目を閉じていることと、ポーズによらず見えなくても足の裏はピンクに作られていること。

まさか、猫鍋にされて、スープのだしになってしまったとか・・・・。


横向きになって寝ている。


丸まって寝ている。


少し体を伸ばしている。


首を上げている。


伸びをしている。


うつむいて寝ている。いろんなポーズはあるけれど、大きさと形から考えると、これは箸置きではないのか。


実際に箸をおいてみると、こんな感じになる。ちょっと箸を置くと不安定な形の猫もいる。


これなんか箸を置くところが上手く凹んでいる。目を閉じているのは、食事中に猫の目がぱっちり開いていると落ち着かないからではないかと思う。ただ、ショップの人は何を思ったのか、おもちゃのコーナーに置いていたので、不思議になってしまったのである。おもちゃだとすれば、何のおもちゃでどうして遊ぶのか。

色んな箸置きを持っているが、プラスチックの箸置きを見たのは初めてである。もし、これが箸置きでないとすれば、一体この猫たちは何なのか見当もつかない。土鍋の中の眠り猫6匹の怪奇。

又、今夜も眠れない。