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コピー機をリースして、契約年数が切れるとその後は自分のものになる。それからはメンテナンス料金だけの契約で10年、故障して交換の部品がなくなっても拝み倒して探してもらって無量で修理してもらう。

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故障のたびに張り付いて、「これは何?」を繰り返し、大げさに感心しよいしょしながら教えを請う。やがてメーカーがコピー機を作るときに一体いかに経費節減のために、そして後で修理できなくするために色ん工夫をしていることを知った。上の写真で黄色くて丸いのは電池だが、取り替えて済むことをさせないためにハンダ付けしていた。

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そこを拝み倒して、なだめたりすかしたりしてハンダを外して取り替えてもらった。

メンテナンスの人はこの10年ほどハンダを触っていないからと、必死で断ろうとしたが、私も手伝うからと押し切る。一週間ほどしてハンダの道具を持ってきて必死で電池を取り替えた。コピー機はまたもや元気に動き出した。お礼にタバコなんかをあげて感謝の言葉を繰り返す。確かにありがたかった。
今ではほ、自分が使っているコピー機に関しては、ほとんどのメンテナンスができるようになった。

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コピー屋は、あの手この手で利益を得ている。契約書を交わしていても途中で会社の方針が変わったの一点張りで自分の都合を押し付けてくる。ならばこちらも負けていてはいけない。修理のたびにコピー機についての家庭教師がいると思って、解らないことを教えてもらいメモし、少々これは治らないと言っても、「私に分かるように説明してほしい。」と食い下がって一歩も引かない。勿論、はじめにコーヒーやケーキなども食べていただくと相手も断りにくい。できることなら友情を育んでおくつもりで相手に接すると尚良い。

これはコピー機に限ったことではない。湯沸かし器、洗濯機、エアコンなどもこの手でかなりの知識を得ることができた。修理に来た人がいい加減なことを言っていたのが分かった場合で、本部に電話して修理要員交代してもらい無事修理終了の上、費用は無料となったこともある。ブランド名を傷つけたくなかったのだと思う。はじめての人の場合は必ず名刺をもらい修理の手順を写真にとっておくこと。動画ならばもっといい。

これぐらいのことをしなければ消費者は自分の利益を守れないのが現状だとやっとこの年になって分かったのである。最近はユニットパーツになっているからと言われても諦めてはいけない。そうではない場合のほうが多かった。ホコリや汚れでも機械は動かなくなる。どこがだめになっているのか、その証拠を見せてもらうまでは諦めてはいけない。その積み重ねが自分の知識になるのだから。ただ、相手の心を傷つけないようにするのが礼儀。その点だけはいつも気をつけている。

物作りの人は、自分に技術や知識があればあるほど人に教えたいと思うものである。教えてもらったときは大げさなぐらい感謝の意を表すこと。それでお互い幸せになれる。これは世界の常識かも。