地震で食器棚やらキッチンの両開き扉が開き、収納していたものが飛び出して陶器やガラス類が破損してしまった。必死で当日片付けては見たものの、余震の度に元の木阿弥になるのではとビクつく始末。


食器棚が元の位置から動いてしまっている。上に転倒防止の支え棒をしてあったのでこれぐらいで済んだ。扉が開かなければかなりの食器が助かっていたはず。転倒防止ポールは地震で使い物にならなくなってしまった。余震で残っている食器もだめになってしまう恐れがある。


キッチンの上の吊戸棚も手前の方は全て落ちてしまった。扉さえ開かなければいいのではないかと思い、紐で縛ってみたが、不便で仕方ない。


そこで考えたのが女性の髪留めのゴムである。100均へ行って買おうとしたがなぜか少ししか無い。仕方がないのであるだけ買って帰る。あとは、ゴム紐で代用するしかない。


輪ゴムを互いにくぐらせて・・・


両端を引っ張って八の字型にする。


これを扉の取手に引っ掛ける。外すときは一方だけ外せば良いので便利である。


吊り戸棚の取っ手もこれで安心。ゴムが太くてかなり張力があるので扉は簡単には開かない。


食器棚の取っ手にも引っ掛ける。


これはちょっとブサイクではあるが、事務机がひっくり返ってまともなクリップが見当たらなかったのである、後日もっと改良する予定。冷蔵庫の両開きの扉を同じようにしようとしたが、引っ掛ける部分がないので大型のクリップ留めを使ってそれにゴムを引っ掛けるようにした。冷蔵庫も開いてかなりのものが飛び出していた。これでも何も無いよりはマシだと思う。


輪ゴムが足らない部分は、太い丸ゴムを同じように輪っかに結んで使用。
気分的に余震に怯えるのが少しは減った。

転倒防止ポールはどこの店でも売り切れてしまっていた。仕方ないので、家具の転倒防止にダンボールや座布団を押し込んだので家の中は見るも無残な様子になってしまったが2週間の辛抱と思って頑張ることにする。

今回の地震を教訓に今後はもっとよく準備をすることにしよう。そのうちそのうちと思っているうちに、こんな事になってしまった。