大阪市の鶴見緑地内にある咲くやこの花館は、日本で最大の温室を持つ植物園である。


『咲くやこの花館』は鉄骨造の総ガラス張り、地上2階建、高さ約30m、建築面積約4,750m2、延床面積約6,890m2の建物で、国内最大級の大温室である。


2・1987年(昭和62年)6月に着工し、建築物は1989年(平成元年)3月に完成しました。その後、時々行くようになったが、花博の時は、切迫流産しそうになって寝たきりとなっていたので行けなかった。今ではその時の子供が運転する車に乗って咲くやこの花館を訪れている。ここに来ると、いつも私の周りでは時の経つのが早すぎるように感じる。


このチケット売り場に何度来たことであろうか。この自動券売機も初めの頃はけっこうモダンに見えていたものであるが、今では、なんとなく昭和レトロの雰囲気が漂う。まあ、かく言う私もバアさんになっているのだ。


初めの頃はチケットの半切れは記念にとっておいたものであった。先日の地震で転がり落ちた箱からいろんなチケットの半切れが出てきて懐かしくもあったが、部屋がこういうもので埋め尽くされている現状に愕然としたものである。その反省もあって、この日の半切れは泣きながら捨てることにした。


花博のときに見たかったラフレシア。今では樹脂の中に閉じ込められたラフレシアか、イミテーションのラフレシアしか見ることが出来ない。


「ラフレシアのハナは大きいものだと2メートルに及び、数年に一度しか咲かない、」ふーん・・・・。
まあ普通は、このように、日頃見かけない珍しい植物を見て感心したり写真を撮ったりして見て回るのであるが、この日は全く違った。


館の内部構成は各種のイベントが行われたり、来館者の休憩所にもなる多目的ホールとしてのフラワーホール。


近頃では、来館者もめっきり減って閑散としている日もあるが、観覧する側としては落ち着いてていい。


今まであまり気が付かなかったドームを見上げて、ただただ見とれてしまってしばらくはボーッとしていた。


植物園の温室は、ガラスとそれを支える鉄骨の枠組みとで成り立っている。


イベントのときの照明がズラッと並んでいる。


こんな照明が使われたときなんていまだに見たことがない。


この「咲くやこの花館」の温室は日本最大級というだけあって、鉄骨の構造物はかなりの迫力のある見ものである。


一体この温室はどうなっているのかとポカーンと口を開けて見上げる私。


誰か説明してほしい。見回してもダーレもいない。


上ばかり見ていて首が痛くなってしまった。肩も凝ってきた。新しい発見はしんどかった。


帰りにもう一度、「咲くやこの花館」の模型を眺めて、こんな温室だったのだと初めて見る思いであった。
「咲くやこの花館」の建築は、鶴見緑地の周辺にあった湿地帯の水面に浮かぶスイレンの花をイメージしてデザインされたものだというが、極楽浄土の仏様もこの余りにもデッカイ睡蓮にはびっくりされたことであろう。


このデザインももしかすると睡蓮の花か。