あけびには茶色のあけびと紫色のあけびがある。今回2種類のあけびが手に入ったので、食べ比べてみようと思う。


あけびは熟してくると縦にぱっくりとわれて、中の実が見えてくる。このような状態になったあけびはすぐに食べたほうが良いということである。


あけびの皮を割ると中から大型の幼虫のような実が出てくる。


半透明なブヨブヨした実である。他の果物とは随分異なっている。


実を開くと中には黒い種が入っている。このように開かないで丸いまま食べて、種だけを出すとよいが、種が小さいと出しにくい。あけびには香りは殆ど無い。味は薄甘く非常に淡白であるが、苦味が僅かにある。


もう一つは大きな青紫色のあけびである。


こちらは熟れていそうなのであるが割れていない。天然にこんな美しい青紫色があるのかと見入ってしまう。


包丁で切ってみると実がぎっしり詰まっている。


あけびは皮も料理に使えると言うが、アクがあったり苦かったりするようなので今回はパス。


実が大きいと種も大きい。半透明の部分をスプーンですくって食べ、種は吐き出す。このあけびは種が大きいので出しやすかった。味は薄甘く淡泊で苦味は全くしない。


2種類のあけびを比べてみる。紫色のあけびでも小さいものもある。


茶色のあけびの実はころっとしているのでそのまま食べるが、紫色のあけびはスプーンですくって食べる。


茶色のあけびはやや苦くて種が小さいので出しにくい。しかし、味は両方共に薄甘くて淡白である。これらのあけびの実には、ビタミンCやカリウムなどのミネラルも多く抗酸化作用もある。特にツルには生活習慣病予防になる腎臓の薬用成分を含んでいる。

しかし、罰当たりな息子はひとくち食べたきりそれ以上は食べようとしなかった。初めての食べ物に拒否反応する人は多いが、せっかくの出会いだから有り難く味わえばいいのにと思う。世界にはまだ知らない色んな食べ物があるだろうが、機会があれば一度は味わってみたいと思う。