エイはサメと同じ種類の軟骨魚である。骨が柔らかいのである。
生息域は東アジアの温かい海である。


マントを翻して泳いでいるように見えるが、あのヒラヒラはヒレである。これらの画像は京都水族館で撮ったものである。


エイには色んな種類がいるが、普通食用にしているのはアカエイである。アカエイの尾の先には毒針が付いている。刺されると激痛に見舞われるが、塩水で傷口を洗い流し、医者にトゲを抜いて抗菌薬を処方してもらうとよい。


裏側から見ると可愛い顔のように見えるが顔ではなく鰓孔である。
エイといえば都会では食べるものではなく水族館で見るものだと思いがちであるが、このエイというものはなかなか美味しいのである。


近所の魚屋には時々このエイのぶつ切りが店頭に並ぶ。


裏側のこの黄色い色合いが気持ち悪くてなかなか手が出なかったが、以前一度食べたところまあまあ美味しかった。ただ、もっとじっくり火を通すべきだった反省している。


ぬめぬめしているが魚ってものはそんなものなので気にする必要はない。エイの肉質はピンクと赤である。


エイに切り身の断面を見る、とピンクと赤が交互に層状になっているのが特徴である。


身の薄い部分は塩コショウとイタリアンハーブをかけてオイルでカリッと焼くことにする。


オリーブオイルをひいてその上にエイの切り身を並べる。


真ん中にある円錐形の切り身はエイの尾の付け根の部分である。


中火で裏表をじっくり焼く。


表、裏、そして又、表、裏と気長に焼く。


これで火は十分に通ったので火から下ろす。


ブロッコリーと一緒にお皿に盛る。


塩コショウがしてあるので何も掛ける必要はない。


ピンクの部分は白く、赤い部分は茶色になる。エイは軟骨魚なので骨まで食べることが出来る。
外はパリッとしていて中はけっこう柔らかい上に骨まで食べることが出来る。今回はうまく思い通りに出来上がった。美味である。


この尾の付け根の部分であるが骨が固くて食べられない。


周りを食べると中からこんなに太い骨が出てきた。これ以外はすべて食べることが出来た。


こちらの身が分厚い部分は煮物にすることにした。煮る時は弱火でじっくり根気良く煮詰めることである。


煮汁を作って沸騰したしたところへエイの切り身を入れる。煮汁の味付けは生姜、醤油、味醂、料理酒である。


浮き上がったアクはすくい取って捨てる。じっくりコトコト弱火で1時間ぐらい煮込む。
自然に冷えるまで待って冷蔵庫に一晩入れておくと、見事な煮こごりが出来上がる。一晩置くと味が染み込んで美味しい。食べる直前にもう一度火を入れてから食べる。


このエイの煮付けは誠に美味しい。


層状になった身の部分、エイの特徴であるが、この部分が真に美味しい。
今回の出来はハナマルである。