自販機の右脇にあるゴミ箱には何やらひげのように見えるものが付いている。


よく見ると、「カン」・「ペットボトル」と書かれたラベルである。


ゴミ箱の中ではつながっているのに、どうして入り口が右と左に分かれているのか。


ダイドーと書かれたこのゴミ箱の場合を見るとよく分かる。


空き缶などを入れる場所は2箇所なのにラベルは3種類。要するに、「ビン・カン・ペットボトル」以外のもの入れないようにという意味である。入り口を小さく2つに分けているのは、一般ごみを入れにくくするためである。

右と左に分けて書かれてある場合は、ゴミの分別意識を促すためである。しかし、効果はあるのかどうかいまいちよくわからない。弁当の箱の殻などがよく捨ててあるのを見かける。自販機のゴミ箱にドリンクのゴミ以外の一般ごみを捨てると不法投棄になる。これは犯罪である。エエッと思われる人がおられるかもしれないが、ゴミのポイ捨ては不法投棄であり立派な犯罪である。

廃棄物処理法第16条
何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない
同25条
次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
14項
第十六条の規定に違反して、廃棄物を捨てた者

自販機のゴミ箱は、個人や法人の敷地内に置かれる規則になっているので、個人のゴミを他人の敷地に捨てるのは不法投棄に当たるというわけである。

又、ドリンクの空き缶等は再生可能な資源ごみであるという理由で、他の自販機で買った空き缶などを捨てても構わない。しかし、自販機脇のゴミ箱に一般ごみを捨てたいうので不法投棄の罰金を払わされたというのは未だきいたことがないが、一応、不法投棄には5年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられることになっている。

自販機のゴミ箱への不法投棄はイタチごっこのような状態であるらしい。一人あたりの自販機の数では世界一という日本ならではの悩みかもしれない。