この間まで、スムージーだ、デトックスウオーターと言って騒いでいたと思ったら今度はフォンダンウオーターがインスタグラムでもてはやされているそうだと言って、知り合いからフォンダンウオーターを頂いた。見ればなかなかお洒落な感じがする。


生の果物を水や炭酸水に漬けたものは欧米で昔からあった。それが「デトックスウオーター」と銘打ってお洒落に変身させて美容にいいのだと流行りだした。レモネードなんかもその1種であったはず。

香港や韓国から流行ってきたというドライフルーツを水や炭酸水に漬け込んだものが「フォンダンウオーター」である。生のものよりもドライフルーツのほうが食物繊維が豊富で漬ける時間も短くてすむという利点があるらしい。

美容効果の何に良いかと言うと「整腸作用」だという。女性は便秘に悩む人が多く、顔なんかに吹き出物が出たり化粧のノリが悪いとまず便秘のせいにするらしい。生活態度を改めるよりはお洒落な飲み物に頼ろうというわけである。

男性は新しいものや流行にはなかなか乗らない。保守的なのである。フォンダンウオーターに凝っている男性を想像するのはちょっと難しい。


「トロピカルミックス」の中身は、パイナップル、砂糖、パパイヤ、キウイ、酸味料、保存料となっている。


果物の組み合わせでも美味しくなったりまずくなったりするらしい。


中蓋のキャップがうまくできていて果物と水とが一緒に出てこないようになっている。この容器はなかなか便利である。100均でもよく見かける。


調べてみると、水化炭酸水500ミリリットルに対してドライフルーツ12グラムぐらいだという。砂糖と酸味料を除くと味は一体どうなるのか。


とにかくこのボトルに水を入れて30分つけ置くと出来上がりということであるが、30分では薄甘いぐらいだけであった。1昼夜置くとコクがでて美味しかった。


これは1回でもうおしまいなのかと思うともったいないような気もするので、2番煎じのウオーターも試してみることにした。


2日めとなるとドライフルーツも膨らんででっかくなっている。ウオーターの色もかなり薄い。


パイナップルの土左衛門かなと思うくらいに膨れ上がっている。


2番だしもまあまあ飲める。30分置いたぐらいよりはマシかなという程度。


中のドライフルーツを出してきて端を少しナイフで切って食べてみた。うえーっというほど気持ち悪くまずい。ダシガラは絶対食べようなどとは思ってはいけない。


フォンダンウオーターを作ってみた感想は、こんなもので便秘は治るとも思えない。それにドライフルーツは思いの外高価である。生のフルーツを食べるほうが酵素も新鮮で美味しいし栄養もある。日本では年から年中なにかのフルーツは手に入る。こんなドライフルーツしか手に入らない地方では仕方ないとは思うが、日本ではその必要性はないように思われる。ドライフルーツそのままで食べるほうが食物繊維は多くとれるのではないか。

本来、レモンのヘタやりんごのヘタを捨てないで水の中に入れておいて飲めばまずい水よりはマシだという先人の知恵であったはずである。日本の水はそんなことをしなくても飲めるほどには美味しいはず。

毎日同じことの繰り返しにうんざりしている人にはきっと目に楽しいものなんだろうと思う。気分転換には良いものであるが、なが~く漬け込むと見た目が悪くなるからせいぜい24時間以内で捨てたほうが良い。このボトルが特に良いのだと思う。かく言う私も、このボトルにレモンの輪切りを入れて冷蔵庫に保存していて、お風呂上がりに飲んでいる。お洒落で気分的にも爽やかである・・・ような気になるから不思議である。男性にはわっからないだろうなこの気持。