建物の持ち主の許可もなく解体工事をしても、地主も仲介業者も解体業者も、「家主に連絡がつかなかったので法に則って作業を進めました。」と言って解体を進めると一応合法となるらしい。実際には、連絡できるのに無断で作業をしたのだが。


合法的に解体中の建物に「この建物を勝手に壊すな」という張り紙をする行為は違法だという。建物を取り壊されて更地になってしまうと地主は滅失登記を法務局に提出することができる。解体屋の証明書さえあれば法務局は受けざるを得ないという。建物の持ち主はこれ以上壊されるのを防ぐために「壊すな」という張り紙をするのは違法らしい。まして建物を補強するのも勿論いけない。


辛うじて許されるのは、名前を書いた紙を表札代わりに貼ったり家の登記簿を貼ることぐらいで、これでもギリギリのグレーゾーンらしい。
一応警察へ貼る前に報告に行ったが、警察としては「いいとも悪いとも言えない。」という立場であった。しかし、心配で仕方ないので、名前と登記簿を貼りに行った。


後日、登記簿の紙が外れていないか見に行った所、わざわざ2つに折り曲げて見えないようにしてあった。こんなことをしたのは関係者以外にはありえない。無性に腹が立つ。


明日も建物を見に行く。建物の解体作業を中断させることは、警察にも法務局にもその権限はないという。ただ警察の本格的な捜査が始まったら、事情は違ってくる。勝手に解体させた関係者は10回以上も警察に呼ばれて事情聴取されるらしい。そんな状況では解体作業の続行はしないだろうと思っている。
警察の取り調べでも今までのようにシラをきるのか。こういうことを平気でやる人達の精神構造はどうなっているのか私には想像できない。