大阪の北西部、阪神電鉄の千船駅を降りて橋を渡った大和田4丁目には大きなイスラムのモスクがある。このモスクを中心としてイスラム系の大きなコミュニティが出来つつある。まだモスクも小さかった頃、近所の住民から色んな苦情が警察に来て日に3回ぐらいも出向いたという。今ではそんなことも昔の語りぐさとなっている。


モスクの周りには、ハラルレストランやハラルカフェ、そしてこのハラルマーケットなどがある。この一帯のイスラム系の店はパキスタン人の経営になるものである。初めの頃は片言の日本語しか話せない人たちが今では立派に会話している人もいるので驚く。現在小学校のクラスにはかなりの数のイスラムの子どもたちがいるという。
イスラムの人たちにとって食べ物の制限が多い。その点ではハラールレストランやハラールマーケットはきっとありがたいことであろう。私達日本人にとっては、エキゾティックなパキスタン街といったところである。モスクの玄関でも色んな食品が売っていたので、物珍しくで色んなものを買ったものである。


店内に入ると穀物なども置いてある。細長ーいお米である。


各種カレー。どれもかなり辛いそうなので見るだけにした。


マヨネーズのようなものやデザートの素のようなものもある。


ハーブ類も袋にどっさり入ったものが並んでいる。日本の店の小瓶に入った小奇麗な香辛料とは雰囲気がかなり違う。


豆類もいろいろ。見たこともない豆が目を引く。その後ろの方に赤い蓋の液体は何かときいてみると、巻き舌のわかりにくい日本語で「ローズウォーター」だと言っているが、何に使うのか聞き出すのに一苦労。


日本で「ローズウォーター」と言えば、化粧品のたぐいかオーデコロンである。しかし、この「ローズウォーター」は、お米を焚くときに入れて香り付けにするという。細いお米は味も香りもなくパッサパサでそのままではとても美味しいとは言えない代物なので、香辛料を入れたりローズウォーターなどの香料を一緒に入れて炊くのだそうである。

店にいた常連客の日本人にきいた所、「消毒剤のような匂いでまいったな~」ということである。勿論買わなかった。
しかし、後で考えるに日本人の男性は香水嫌いが多いので、バラの香料と便所の臭い消しとの区別もつかないのではないか。そうならば、やはり買ってみるべきであったと残念に思う。日本の美味しいお米に入れればまた違った味わいになるのでは・・・・もし、まずければお風呂に入れてみるのもいいのではないか。バラの香りのお風呂なんて・・・・


結局買ったのは日本ではあまり見かけない豆類である。そのうち時間のあるときにNETで調べながら料理するつもりである。