お盆をすぎると熱帯夜から開放されると思っていたら、気温は下がったが湿度がひどい。気温が低いのでクーラーも止まって明け方に目が覚める。梅雨よりも毎日ジトジトと雨が降る。イライラはつのる。季節の変わり目には停滞前線が日本列島の上に居座って梅雨のような日が続くという。夏から秋の変わり目の梅雨を「すすき梅雨」と言うそうである。


そこでおまじない。鰯の頭も信心からである。光硬化樹脂で雲形ワッペンを作って、てるてる坊主の代わりに窓辺へぶら下げるのである。
蒸し蒸しのジトジト雲たちに言い聞かせるのである。「はやく秋の雲に変われ。筋雲やうろこ雲に変われ。」と。


「これ以上ベチャベチャと雨を降らせるな。野菜も果物達も育たないでしょ。実りの秋を台無しにしようと言うの?貴方達、責任を取る覚悟はあるの?」


「いつまでも日本列島の上に停滞するんじゃないのよ。ちょっとしつこいのじゃない?ゲリラ豪雨を降らせる雲も嫌だけれど、鬱陶しくいつまでも居座る雲達も嫌だなあ。」


「いつまでもシトシトじとじとしていたら嫌われるよ。日本列島中が黴ちゃうでしょ。天気予報どおりにしなくてもいいんだよ。それともあんた達、気象庁に負い目でもあるの?」


「そう、泣き止んでカラッと空の青さを見せておくれ。お願いだ。」

これだけ言い聞かせてやれば、少しはモクモク雲たちも反省する・・・はず。