これって即「スクラップアート」で通用するかも。
自動車の窓から眺めていると金属スクラップの積み上げられているのが目に入った。これに似たものを美術館で現代アートとして展示してあるのを見たことがある。
それでは現代アートとはなんぞやということになるが、現代アートの定義として次の定義で良いと思う。
『同時代性を強く求め、従来の「美術」や「芸術」の作品概念に囚われない前衛的で新しい芸術表現を広く総称して「現代アート」と呼ぶ。』
現代アートとは (ゲンダイアートとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
現代アートの定義からいうと、このスクラップの山は立派な現代アートである。
このスクラップの山から自分の求めるパーツを選びだして生物やモンスターやロボットを作っている作家が多くいる。
私にはもはやそんな気力も腕力もないので、写真を写すだけである。
この写真をじっと見つめているとそこかしこにロボットが隠れているのが分かる。
「ここから出してくれー。」と叫んでいるのが聞こえるようである。
そこでこの金属スクラップに押しつぶされそうになっているロボットたちを救い出してやることにした。
「肩が凝って仕方なかったよ。ありがとう。」
「こんな柵なんか一蹴りだ。」
「みんな、昼間はまずいよ。夜まで待とう。」
「人間どもに見つかったら元のスクラップに戻されるんだ。」
「上から上からへと積み重ねられてシワが伸びないよん。膝が痛いよ。夜までに準備運動をしておこう。」
皆さんには喜んでいただいているようである。