掃除機のなかった時代の部屋のホコリは濡れた新聞紙を撒いてとった。
GIGAZINEの旧社屋のリフォームをしてもらっていたら、一階の土間がほこりまみれになってしまった。OFF会で人が来るので慌ててホコリを取ることにしたが、あまりの量に掃除機を使うとフィルターが詰まってしまいそうで、昔の方法をとることにした。
まず、新聞紙を水で濡らす。
それをよく絞る。
硬く絞る。
それを小さくちぎっていく。
ちぎった新聞紙を床に巻く。
できるだけいっぱいに撒く。
その新聞紙にホコリをつけていくためにコロコロあちこち移動させる。
集まった新聞紙を移動させていく。
これを繰り返しながら床のホコリを新聞紙で絡め取っていく。コンクリートの床なので箒で履けばホコリが舞い上がる。この方法だとホコリが舞い上がらない。昔の人は賢かった。畳の上も新聞紙や茶殻でホコリや汚れをとったのである。