建造物等損壊罪は故意犯に対する罰則のみで、過失で建造物を損壊させた場合は、犯罪には問われない。それ故、故意性を証明しなければならないのが厄介な点であるが、嘘をついている場合はどこかにそのほころびが出るものである。一応この点はクリアできたと考えている。


建造物等損壊罪には罰金刑や執行猶予はなく懲役刑のみである。建造物等損壊罪は重罪なのである。


ねこ太郎「建造物等損壊罪が重罪である理由をGIGAZINE編集長はどう考えていると思う?」

ネココ「建物は値段が高いからかニャン?」

ねこ太郎「器物損壊罪は罰金刑や執行猶予なんかもあるんだよ。値段じゃあないよ。」

ネココ「じゃあ、地面にくっついているから泥棒が来ても隠したり動かしたり出来ないからニャン?」

ねこ太郎「建造物等の中には、船舶も入るんだよ。」

ネココ「生きるのに必要な衣食住の一つだから大切なのニャン。」

ねこ太郎「食べ物盗んだからと言って重罪には問われないよ。」

ネココ「わかんニャイ。早く教えなさいよ。」

ねこ太郎「刑法や民法の根本はニャンだ。」

ネココ「ニャンだかな・・・憲法かな・・・」

ねこ太郎「ピンポーン。当たりです。」

ねここ「ニャニ、建造物損壊って憲法違反なの???」


ねこ太郎「日本国憲法第29錠第1項に【財産権は、これを侵してはならない。】とある。Wikipediaによると『判例としては、最高裁が森林法違憲判決で「私有財産制度を保障しているのみでなく、社会的経済的活動の基礎をなす国民の個々の財産権につきこれを基本的人権として保障する」と判示している(最判昭和62年4月22日民集第41巻3号408頁)』と書かれている。財産権を犯すということは基本的人権の侵害にも通ずるものであるニャン。」


ねこ太郎「よって、建造物等損壊罪というのは重罪に値するのだニャン。ネココよ、分かったか。」


ネココ「ねこ太郎はGIGAZINE編集長の受け売りだからうまく説明できないのじゃない?憲法でいう財産権っていうのがいまいちよくわかんニャイ。・・・でも、人様のおうちを故意に壊せば、憲法の財産権を犯すことになるのから、この罪は重く執行猶予なしの5年以下の懲役刑になるんだってことはよく分ったニャン。」