果物コーナーで見かけない西洋なしが目を引いた。


一見するとその大きさと云い黄色の色と云い西洋なしと言うよりマンゴーに似ている。


包装紙を剥がすとなるほど西洋なしである。褐色の斑点があるのも特色の一つらしい。新潟産というのが意外であったが、この洋梨はウィキペディアによると【1902年(明治35年)、新潟県中蒲原郡茨曽根村(後の白根市、現在の新潟市南区)の庄屋小池左右吉が、ロシアのウラジオストクへ旅行した際にセイヨウナシに出会い、栽培を決意。翌1903年(明治36年)に原産地フランスから苗木を取り寄せて、試行錯誤しながら栽培方法を確立。近隣農家にも広めたのが発祥とされる[1]。新潟市に、栽培開始当時の古木が残り、「ル レクチエ発祥の地」の碑が建てられている[2]。】とあり、本場のフランスが逆輸入したほどらしい。


皮を剥いているときの感触では、普通の西洋なしに比べて柔らかくスルスルと剥けた。
甘い香りがして水分も多い。


切り分ける時も柔らかく崩れそうに思えたが意外としっかりしていた。


食べてみると、こんなに美味しい洋梨はないと云うほど美味しい。糖度が高く酸味が低くきめが非常に細かくとろけるような食感でこれが梨かと疑うほどで、梨と桃の良いところを掛け合わせたような味わいであった。
「ル・レクチェ」とは、17世紀の果樹園芸家 ル・レクチェ氏の名前に因んでつけられたものである。
この洋梨は外の洋梨に比べて追熟期間が長く40日から45日ぐらいかかり、長期の広い保存場所が必要になる。その上病気にかかりやすく風による落下も起こりやすいので希少な洋梨である。故に、「幻の洋梨」などと呼ばれたりする。

新潟産洋梨「ル・レクチェ」、その美味しさ恐るべし。