好きだという事にはあまり説明とか理由とかはない。好きだから好きなのである。
アマビエが好きなのも同じようなわけであるが、特に気に入っている理由には海に生息しているということと髪が長いことである。即ち、アマビエは人魚を連想させるのである。アマビエは人魚と同じく神秘的なのである。神秘的なアマビエは次々と想像力を刺激して創作意欲を掻き立てる。


最初は絵葉書から作り始めて、色紙大となりだんだん大きく緻密な作品を次々作り止まらなくなってしまった。落書きのつもりだったので数だけは多い。その上、フリーハンドで書いた下書きから始まったので荒っぽい下絵であった。


名刺大のアマビエは財布に入るのでお守り代わりに喜ばれた。


下書きをコピーして塗り絵を作るとこれも結構人気があった。そこで、初期のものを集めてGIGAZINEから電子書籍として出版することになった。色々話し合って塗り絵として編集することとなった。


何しろ元絵が手書きだったために、紙に汚れがたくさんついていてそれを消したり細部を拡大して修正するのが大変である。
これに約1ヶ月を要した。


元絵は6月の下旬には出来上がっていたのに、目次や編集に多大な時間を要して結局9月の末までかかってしまった。
その間に、アマビエは2次元から3次元に進化して、もはやアマビエの絵に対する情熱は失われてしまった。


今は立体に作ったアマビエの画像を撮って編集することが楽しいが、時々思い出したようにアマビエの絵も描いている。


海の作品は多いが、それでも気に入ったものは少ない。海の作品を立体のアマビエの背景に使っている。又してもこれを作り直そうとしている私。時間はいくらあっても足りない。年とともに作品に対する完成度の高さを求めるようになってきた。

突如後頭部に浮かぶイメージが消える前に、絵として保存しておきたいと焦ることがあるが、完全に再現することは大変なのである。頭に電極をつないでパソコンに取り込むことができればといつも思う。