この冬に“第2の国家的ロックダウン”の恐れがある。
秋に入って、ヨーロッパでは感染の第2波が襲っている。パリでは夜間外出禁止令も出た。100年前のスペイン風邪がたどった軌跡を進んでいるような気がする。こう考えてくると冬に感染力が強くなったときが怖い。感染力だけではなく重症化しやすい遺伝子変異をしているらしいという報告もある。人体も低温になるとウイルス感染を起こしやすく、湿度が低くなると鼻粘膜が乾燥してウイルスを侵入させやすい。
ウイルスが何度も強毒化する変異を起こしていればワクチンを作ることは難しい。


日本政府の発表に疑いを持つのは、今までの安倍政権が数値の改ざんや記録の破棄を繰り返してきたからであり、さらには日本学術会議にまで支配権を行使しようとしているからである。コロナのパンデミックの前には、何より科学の公正な判断を優先しなければならない。来年のオリンピックがいくら気にかかろうと人の命には替えることは出来ないはずである。


100年前のスペイン風邪に於いては、第1次世界大戦だったこともあるが情報が少なすぎたのと医学の進歩が今ほど発達していなかった事もあり大惨事を招いたのである。もし、人類が科学の名のもとに発展しているというのなら、今回のパンデミックに対し、世界中に貼り巡らされたNET網をフルに活用して、グローバルな対処法をとるはずである。新型コロナウイルスはただの風邪では済まない。国家エゴイズムにしがみつく国の指導者は世界を滅ぼすことになる。70億に膨れ上がった人口と、感染力の強い新型コロナをもっと真剣に考えるべきである。今一番大事なことは世界の正確な情報開示ではないか。


国内に目を向けると、隔離や検査を拒否する人々は実際に存在し、いまも街中を出歩いている。
日本には法的拘束力がなく、新型コロナの症状が出ても検査を受けない人や、陽性判明後に姿を消す人が野放し状態である。そうした人々が、初期段階で大量にウイルスをばらまいている可能性もある。
軽症のため自宅療養になった人が外出し、コンビニやスーパーを訪れる。見えないところでウイルスは蔓延している。もし、変異して強毒化したコロナウイルスが日本でも流行すれば、今のような呑気なことは言ってられない。

唯一「頼りになるのがはマスクだ」とテレビではがなり立てて、人々を安心させているのが現状である。