買い物帰りにふと空を見上げると、何とも奇妙な雲を発見。雨上がりの西空には時々不思議な雲を見かけることがある。


太い葉巻のような、ミサイルのような雲が低い位置に見える。


思い買い物バッグを抱えながら、このミサイル雲を追いかける。かなり低い位置にいる。思いの外大きい。


近づけば近づくほどその大きさは巨大だと分かる。


ぐるぐる巻の長-い雲である。息子はこれを地震の前触れだという。以前、似た様な雲を見たが、もっと大きかったが、平たい雲である。


この雲ひとつが異様な雰囲気で垂れ込めている。


時間とともに形が変わってくる。長く長く南北に伸びていく。


南側の先端は火の鳥の頭のようである。沈む夕日を飲み込もうとしている様に見える。


後ろの方は高槻ぐらいまで伸びて広がっている。雲を追いかけてずいぶん遠くまで来てしまった。肩にかけた荷物が帰り道を考えると急に重くのしかかってきた。1時間半も追いかけていたことになる。

雨を降らせた前線は、東に押しやられ、西から大陸の冷たい高気圧がやってくる。この2つの寒暖の大気がお寿司を巻くように雲をコロコロ転がして作ったミサイル雲かもしれない。