アンティークな家電を展示していたので見に行って写真を撮っておいたものであるが、このタイプの電話機だけは見たことがない。子の電話機は、NTTがまだ電電公社と言われていたころ作ったもので、○○号と名付けられたものだそうである。会場の担当者がいたので、参考までに買うとすればどれぐらいか聞いてみたところ、20万円台だといわれて諦めたが、その後NET検索をしても一向に出てこない。ダイヤルが着いているのでそんなに古くはないはず。それでもレアな電話機である。


このタイプの電話機は昔の映画なんかでよく見かける。戦前の電話機であろう。
グラハム・ベルが電話機を発明してから14年後の1890年(明治23年)に、日本初となる東京〜横浜間で電話サービスが開始されたという。


アンティーク調の電話機で検索すると、このタイプのものが多い。現在はまだダイヤル式の電話機も使えるが、もうすぐすべての電話機はプッシュ式になるのではないか。そうなればダイヤル式の電話機はアンティークの仲間入りをするのだろうか。


これはヤフオクに出ていた電話機で「 昭和14年 陸軍 九二式電話機 2点 通信機 ミリタリー」ということであった。それほど高くはなかったので一度は迷ったが、使えそうにないのでやめた。アンティークの器具はデザインもさることながら、実際に使用できないと買う値打ちがないという基準で考えている。装飾品じゃないので、ただ飾っておくだけは嫌なのである。電子機器なら大抵のものは直してしまう息子がいるので一応相談してみることにしている。自宅の物置には使い道のない息子が修理した骨董器具が並んでいる。私はもっぱら箸置きと扇のコレクションに終始しているが、たまにアンティーク器具も買うことがある。

電話と言えばスマホの時代になっている現代からすれば、このようなアンティーク調の電話機は飾っておくだけの装飾品かもしれない。