我が家のリビングは東向きである。それ故、朝日がよく当たるが夕日は決して射しこまないのである。それなのに、夕日が部屋を照らす時があるが
それを忘れて、いつもびっくりするのである。赤い夕陽の光が部屋の中に差し込んでくるのはほんの一時である。


以前にも、気が付いて驚いたことがある。一体いつのことだったのかよく覚えていない。今回はその原因の瞬間をデジカメでとらえることができた。しかし、焦って、我が家の室内に差し込んだ夕日の画像をとるのを忘れてしまった。


向かいの家の縦長の窓にあった夕日が反射して我が家の東向きのリビングに差し込んできたのである。あたふたとデジカメを構えてから、瞬く間に夕日は沈んでしまった。日食を思い出す。


そういえば以前も春の頃だったように思う。「菜の花や 月は東に 陽は西に」である。

うまく偶然が重ならないとこうはならない。手前にある杉が伸びてしまうと見えないし、雨や曇りも駄目である。リビングのカーテンが引かれているときも駄目。それにこの時間帯に私がリビングにいなければならないが、この時間にはアトリエでまだ制作に励んでいるはずである。いくつもの偶然に恵まれないとこの天文的な奇跡は画像におさめられない。我が家にとっては貴重な画像である。

この角度なら秋分の頃にもこのような角度で夕日が反射するはずであるが、覚えていられるか心もとない。カレンダーに書き込んでおこう。しかし・・・カレンダーを見忘れることが多くて月が替わっていてもそのままなこともある。