100均のカラフルかつらを分解して純和風人形を今風にリフォーム。
リサイクルショップへ行くと陶器の日本人形がほこりをかぶって並んでいる。人形たちは、「ママ、助けて、お家へ連れて帰って。」という声が聞こえるような気がして必要もないのに買ってしまう。コロナでステイホームの毎日なので、今まで後回しにしていたことをやろうと決心した。
人形を作ろうと思い立つが、まずはリフォームから。
100均で買ったカラフルなカツラは、一度使うと後は引き出しの奥に押しやられていたが、これを使って日本人形のイメージチェンジを図ることにする。
かつらを裏返しにしてみると、ネットに円状にナイロン糸の髪の毛を特殊ミシンで縫い付けてカールしてある。それをハサミで色毎に切り分けて使うことにした。
緑の髪を切り取ってカツラのように丸める。
陶器の人形の頭についていた髷は、金鋸で切り取ってサンダーで磨く。
つるつるになった頭に両面テープで髪の毛を貼り付ける。印象ががらりと変わってちょっとモダンになった。顔も書き換えた方が良いかな。一応、顔を白に塗って乾かしておく。塗料はつや消しのアイボリーホワイトを使う。
かつらの両端の部分を小さくくり剥く。
裏を返すとこんな風になっていて、まるで誂えたカツラの様である。
この人形もリサイクルショップの棚でホコリまみれになっていたものを救出したのである。
両面テープでカツラをまとめて貼り付ける。
カツラがブルーと紫色のツートーンカラーである。本当は、真っ白のカツラが欲しい。雪ん子にしたかったのである。