デルタ変異株は手ごわいウイルスである。まず一回だけの接種ではほとんど効かない。2回の接種が絶対必要である。然るにここにきてワクチン接種のスピードが鈍っているのは由々しき問題である。

政府は一般の人々が、コロナ疲れと緊急事態宣言慣れによってコロナに対する危機感が薄れていると文句を言っているが、専門家や医者などがこの事態を予想して止めているのにもかかわらず、五輪開催に踏み切った政府こそ一番危機感がなかったと言える。政府は若い人が出歩くから感染者が増えると言わんばかりだが、それは違う。ワクチン未接種だからという単純な理由である。外面が良くって身内に厳しい政府はこの辺で本気を出して感染拡大の事態に対処してほしい。


この事態を切り抜けられる唯一の方法は2回のワクチン接種である。9月の末までには何としても接種を終えなければ、気温が低くなればもっと恐ろしい事態になるし、次のラムダ株がデルタ株に置き変わってくれば手の打ちようはなくなる。

北朝鮮のジョンウン書記長は、コロナとの戦いは戦闘と同じであると言ったが、たまにはいいことも言うと思って聞いていた。非常事態なのだからお役所仕事はいったん棚上げにして、国上げての戦闘状態に入ってはいかがか。

注射の出来る者はすべて動員する。医療経験者も駆り出す。2回接種の一般人もボランティアで会場設営や接種の列の整理などにあたる。もちろん時間帯も朝の9時から夜中の12時までワクチン接種可能時間。とする。12歳以上でコロナワクチンを希望する者には接種権を直ちに送る。常に接種状況を厚労省のサイトで報告し、それを受けて、報道関係も積極的に朝から晩まで国民に知らせる。東北地震の時はやったではないか。
医療崩壊という事態を前にして私は関係ないとうそぶいている人の主張を聞きたいものである。


海外は日本が無理をしてオリンピックを開いてあげたのだから、ワクチンの積極的に供給をすべきであると政府は強く主張すべきである。あのよくしゃべるぼったくり男爵にも言わせるべきである。

オリンピックが終わったら、メダルを取った選手にはワクチンのキャンペーンにボランティアで参加させる。

9月末までにこれができれば、日本の国際的信頼度も上がるし、強いては、菅政権も安泰だろう。何しろ選挙が何より大切な政府なのだから次の衆議院選挙を見据えて頑張ってください。9月解散10月総選挙ということになれば、時期的にもぴったりではないか。

私は、コロナワクチンのキャンペーンポスターでも作ろうか。芸大の若い学生たちはコロナワクチン接種の音楽でもムービーでも作ってほしいな。