人からペットたちに新型コロナウイルスは感染するが、その中でも猫ちゃん達は、新型コロナに対する感受性が強く他のペットに比べてコロナに感染しやすいのである。


人から猫、猫から猫への感染は起こりやすいが、猫から人への感染はほとんど起こらないということである。


ただ、猫ちゃんがコロナにかかってもPCR検査を受けることはない。猫ちゃんの様子を見てその症状から判断するしかない。
猫ちゃんがコロナにかかったら一体どんな症状を呈するかと言えば、人間とほぼ同じである。
咳、くしゃみ、鼻水、、荒い息、開口呼吸、鼻孔がパクパクと動く、涎が出る、下痢、嘔吐などである。
猫ちゃんは犬とは違って普通はハアハアと荒い息をして胸をひくひくさせるようなことはないので、もしいつもと違うような呼吸をしていればコロナを疑うべきである。


ただ、猫ちゃん達は、体の具合が悪くなると静かな場所に身をひそめる習慣があるので人の目につきにくく見落としがちになるのが問題である。
毎日、えさの時間や排せつの取り換えの時にはよく注意して観察を欠かさないようにしなければならない。


近頃では猫ちゃんを放し飼いにすることはなく室内で買うケースがほとんどであるから、猫ちゃんが感染するとしたら飼い主からである。
猫ちゃんが自分からコロナの感染に気を付けることは考えられないので、ここは飼い主が気を付けてやらなければならない。飼い主は、マスクをつけ、猫ちゃんに触れる時は手を洗って清潔を心掛けなければならない。

ソーシャルディスタンスと言っても、猫ちゃん達にはわからない。人間がせいぜい清潔を心掛けるようにするしかない。部屋の掃除も掃除機だけではなく、清潔は雑巾で拭き掃除もする方が良い。同じ雑巾で拭きまわるのはただ汚れを擦り付けているのと同じであるから、何度も雑巾は洗わなくてはいけない。幸い日本の水道水は塩素濃度が高く消毒効果は高い。手や室内の掃除は水道水で十分であるが、タオルの取り換えはこまめに行うようにすること。

しかし、何よりも大切なのは飼い主自身がコロナに罹らないように心がけることニャン。