これはいいと思うと夕焼けや朝焼けをデジカメでよく撮るが、ほんの一瞬で輝きの具合は変わってしまう。


我が家の台所は南東をむいており正面に出窓を設けているので夕焼けがよく見える。この日もきれいな夕焼けであったがよく見ると後光がさしたように光が放射状に見える。


こんな珍しい夕焼けはまだ見たことがない。慌てて2階のベランダに上がって写真を撮る。


雲の間から夕陽がさしているのだ。


ほんの数秒で光が分かれて放射状になっていく。まるで絵に描かれたような光の筋である。


私にとって、この光景は初めてなのでちょっとした感動であった。この放射状の光は何かを連想するような気がしたが、画像の編集をやっていて記憶の中から旭日章の紋章が浮かび上がった。


旭日章は、昇る朝日と陽射しをかたどった紋章で、日本の警察のほか、多くの日本の国家機関のシンボルマークとして用いられ、日章(にっしょう)、朝日影(あさひかげ)とも言われている。

しかし、旭日章は朝日であって夕日ではない。そりゃそうである。沈む太陽なんてしゃれにもならない。残念。思いようによっては現在の日本は沈む太陽である。まあ、沈んだ太陽は再び上ってくるのだが、一体いつのことだろう。