何十年も前、京都の蚤の市で夫が買った得体のしれないステンレス製のものをNETで検索しまくったら、マテ茶専用の金属製ストローだと分かった。
マテ茶はアルゼンチンで一般に広く飲まれている飲み物で、モチノキ科のIlex Paraguariensisという葉からとれたもので、亜熱帯地域に生息する。
日本人にとっての緑茶のような存在で茶道の様に主人が茶を入れて客がそれを回し飲みする。その時に茶葉を越して飲む専用ストローが「ボンビージャ」と呼ばれる道具である。


初めは何か特殊なキセルかなとも思った。


先端の丸い部分は裏表に穴が開いている。


キセルの先端に似た吸い口がある。


マテ茶がないのでハブ茶で代用する。熱いお湯で煎じる。このままでは歯が邪魔になって飲めない。


そこでボンビージャというストローを差し込んで、葉っぱを残して煮出した汁だけを飲む。


吸い口からこんな風に煮出したお茶を飲む。

数拾年ぶりかで問題解決である。これを買った夫は13年前にあの世へ行ってしまったが、次の墓参りにはマテ茶を点ててボンビージャを挿して供えようかな。