訪問介護のホームヘルパーさんは、前回からコロナワクチン接種は一般扱いである。
医者や看護師などはエッセンシャルワーカーとして、一般に先んじてワクチン接種ができる。病院の受付ですら医療関係者である。


介護の事業所から個人宅に派遣されるヘルパーさんたちが、一体どのようなハードで厳しい仕事をしているか地方自治体はご存じなのか。

看護師さんの比べて収入は低いが、仕事の内容はさほど変わるわけではない。夜勤はないが個人宅を7~8件前後渡り歩くこの移動の時間は、仕事の時間から除外されている。バイクで移動する場合のガソリン代もでない。看護師さんと違って高齢な人が多い。寝たきりの世話や食事の介護などはマスクをかけていても1時間ぐらいは接近して作業する。一人対一人ではあるが密な状態で介護しているのである。


介護される側もする側も高齢者が多い。訪問介護を支える介護職員の平均年齢は55.5歳。 50歳以上が全体の73.0%を占めるのが現状である。コロナに感染すれば重症化しやすい人が多いのである。一人のヘルパーさんがコロナに感染すれば、数十人に被害は及ぶ。ヘルパーさんが来ないと生活が成り立たなくなる人たちが大勢いるのに、介護のヘルパーさんの人手不足は解消されないままである。なぜヘルパーさん達が、エッセンシャルワーカーでないのか疑問である。


看護師の年収はホームヘルパーさんより200万円ぐらい高い。看護師さんもホームヘルパーさんも資格試験がある。総合病院で看護師さんだと思っていても実は看護師助手である場合が多い。看護師助手は資格試験はない。看護師助手さんとホームヘルパーさんの平均年収は同じぐらいであるが、看護師助手の方がはるかに若い。

看護師助手とホームヘルパーの仕事内容はほぼ同じである。

食事介助、配膳下膳、排泄介助、オムツ交換、ベッド移乗、入浴介助、清拭(せいしき=タオルで身体を拭くこと)、着替えのサポート、ベッドメイキング、シーツの交換・洗濯、浴室の準備・清掃などである。

せめて3回目の追加ワクチン接種からでも、ホームヘルパーさんも医療従事者扱いとするべきである。