「ばんぺいゆ」(晩白柚)を試食
近所のお店に時々、この巨大なミカンが並ぶことがある。結構値段が高いのと、二人家族でこれを食べるということにも躊躇した。しかし、ネット検索してみると、昭和10年以来熊本で栽培されている八代特産のザボンの一種で、捨てるところはなく、日持ちもするということが分かり、買って見る決心をした。1個780円なり。ネット通販で買えば、2000円位だから、まあ、安いかも。
Wikipediaによれば「晩白柚(ばんぺいゆ)は、柑橘類のひとつで、ザボンの一品種である。名前は、晩(晩生)
私の買ったばんぺいゆは、直径20センチほどある。分担のように剥けば良いらしいので、上下を切り落とす。
なにしろ皮が分厚い。実と同じぐらいの体積がある。
白い綿の部分を、出来るだけ落とさないと、果実の形が判別できない。
手で割るにはあまりに大きすぎるので、包丁で袋の境目を切ってみた。種がイッパイ入っている。袋の数は14個。
一袋の実の大きさが、中サイズのミカンと同じぐらい。一つでも満足しそう。味見・・・・・。何と言う不思議な味。皮を剥いている時から変わった香がすると思っていたが、晩白柚の果実は、山椒のような香と味がする。山椒が大好きな私は、癖になりそう。
晩白柚の皮は、1センチぐらいに切って、ピールにした。美味しいが、晩白柚独特の香は飛んてしまった。それでも、かなりの量のピールが出来る。