大ショック・SDカードを紛失した。
ここ最近、何かにつけて頭を離れないのが紛失したSDカードのこと。データーも入っていたし、その上64ギガもある優れもの。周りの人がSDカードを紛失して騒いでいるのを見て、「不注意。意識散漫。馬鹿め。だらしがないんだよ。」・・・などなど口には出さないけれど、ココロの中で悪態をついていた私。
データーの入ったSDカードを紛失するとショックのあまり食事ものどを通らなくなるという。何を大袈裟なことを、と思っていたが、これは真実である。一日中、紛失したSDカードのことを思い出し、あそこかもと思いあたふたと探しに行く。1週間以上もこんな日々を過ごしている。昨日も、ふとSDカードのことを思いながら薬を飲んだら、何とアルミケースごと飲み込んで救急車を呼ぶ羽目になってしまった。
此の質の悪いSDカードを使いながら、そのうちに出てくると信じ続けたが、もう諦めた。買い直すことにした。
ネット通販で買ったら、1日で届いた。これには感激。ただ、今度は64ギガではなく32ギガにした。
なんでもよく覚えているという私の自信がぐらついてきた。脳の何処かがだもうだめになりつつあるのだろう。悲しい。
あっち向いてこっち向いたらなくなっていたSDカード。神隠しか。ゴミ箱の中まで徹底的に調べた。冷蔵庫の中から風呂場からベッドまでありとあらゆるところを探したと思っているが、きっと未だ盲点になっている場所があるのだろう。片付け魔の私は部屋でもよく片付けている方だと思っている。何処かで踏ん切りをつけないと思わぬ事故を引き起こす。今日を限りにきっぱり諦めよう。
息子に作ってもらったSDカード入れを使おう。パソコンから出したSDカードはデジカメに入れるか、このSDカード入れに入れることにする。此の新しい32ギガのSDカードを又しても紛失してしまった時は、脳のMRIを撮っていただこう。