山陰浜田の「鮟鱇肝缶(あんこうきもかん)」を美味しく食べるにはひと工夫
生のアンコウの肝はたまに買うこともあるが、缶詰は初めてである。アンコウの肝は普通「あん肝(あんきも)」と呼ばれている。
アンコウという漢字をこの缶詰で、「鮟鱇」と書くのだと始めて認識した。難しい字である。
この鮟鱇の缶詰は税込みで800円もする。びっくりである。
鮟鱇肝缶(あんこう肝の水煮缶詰) | 食べ物,海の幸 | 浜田市観光協会 特産品販売所 はまとく
缶を開いてみると、アンコウの肝自体は全容量の二分の一ぐらいである。
汁の方もダシが出ていて美味しいかと思って、小さじに1杯ほど味わってみたが、特に美味しいものではなかったか。
あん肝は、きゅうりの上に置いて試食してみる。
これだけでは塩気が足りないので、生醤油を一滴たらして食べると美味しい。この醤油を好みによって生姜醤油やわさび醤油にしても良い。ただ、缶詰だと生のあん肝を料理したものほどコクがないような気がする。それで、卵の黄身に醤油と混ぜたものをあん肝にかけてみたところ良く合って美味しかった。
缶詰を美味しく食べるには、一工夫するのがコツのような気がする。