アップルウォッチは心電図や酸素濃度までは測れる優れもの。
息子が使わなくなったアップルウォッチを試しに使ってみたところ、気に入って毎日使い続けている。
電話やメール機能はスマホに任せているが、何が気に入ったって、その日一日のアクティビティを自分用に設定しておくと、刻々と表示して達成するとチャララーンと音が鳴って知らせてくれる。じっと座っていると、バイブレーションが振動して「深呼吸しろ」とか、「立って少し歩け」とか注意してくれるのがありがたい。PCの前に座って作業をしていると時間の観念がなくなる。特にコロナのせいで自宅にいる時間が長くなって運動不足になっているので、筋肉がやせ細ってしまうのではないかとひそかに心配していたので渡りに船であった。
部屋の中をぐうたら歩いたぐらいではスタンドの時間ぐらいしか数に入れてくれない。とにかく、厳しいのである。
気温と時間が同時に分かるのもいい。
一番感動したのが、心電図を表示してくれることである。何しろ狭心症の持病があるが、発作が起こった時の心電図を未だに測れないでいる。発作中に心電図を図るということはよほどの幸運に恵まれないと不可能である。いつもニトロの錠剤を探して一刻も早く飲もうとするし、心電図を撮るために医者に駆け込んだのでは遅すぎる。病院から心電図を撮れる機械を24時間付けられたことが3回ほどあるが、そんな時は絶対に狭心症の発作は起こらない.
下から2段目の右端が心電図を撮るアイコンである。
指を右上のボタンの上に置くだけで30秒後には心電図が描きあがっている。
このように「Aplle Watchでは心臓発作のチェックはしません。」と書かれているが、こちらもそれほどの精密さを求めていないが、発作の最中に2度ほど測ってみたところ、やはりいつもとは違った乱れた波形が出ていた。なるほどと、妙に納得。
その上このアップルウォッチは血中酸素まで簡単に図ってくれる。オキシメーターがいらない。ついでに体温も測ってくれたら言うことがないのだが。
目下、電話機能も移そうかと考えている。