ソ連から独立した15の共和国の位置を見ると現在のウクライナ侵攻の目的が一目瞭然
ロシアの東側の国については、日本から遠いためと、1991年以前に習った高校の地理や世界史では役に立たないのでもう一度勉強をし直す必要がある。(上の地図はウキペディアより)
ソ連の共和国と、その後のロシアがその支配下に置きたい国を確認するためにおさらいをする。
1991年に崩壊したソビエト共和国に存在した15の共和国。「()内は現在の国名」
1・ロシア(ロシア)
2・ウクライナ(ウクライナ)
3・ベラルーシ(ベラルーシ)
4・ウズベク(ウズベキスタン)
5・カザフ(カザフスタン)
6・グルジア(ジョージア)
7・アゼルバイジャン(アゼルバイジャン)
8・リトアニア(リトアニア)
9・モルダビア(モルドバ)
10・ラトビア(ラトビア)
11・キルギス(キルギス)
12・タジク(タジキスタン)
13・アルメニア(アルメニア)
14・トルクメン(トルクメニスタン)
15・エストニア(エストニア)
ロシアを除くこれらの14の共和国の位置を地図上で見れば、それらの国がロシアを守る国境の国ばかりである。
ロシアという大国に半強制的にその支配下にはいった14の共和国はソ連崩壊とともに独立国となった。しかし、これらの国がロシアの国を西側諸国のNATOから守る砦であるのをやめようとすると、ロシアは色んな屁理屈を付けて武力でねじ伏せその支配下に置いていった。ベラルーシ、グルジア、チェチェンはその例である。そして現在、ウクライナが、EUに加盟しようとしてロシアから軍事侵攻を受けているのである。