ウクライナの避難民支援を色んな国がしているが、我が国の閉鎖性には恥ずかしくなる。
ウクライナの隣国モルドバは小さな国で経済的にも恵まれていないが、ウクライナの避難民を積極的に受け入れている。

ウクライナに隣接するモルドバの面積は日本の九州とほぼ同じで、ヨーロッパの中でも経済的に厳しい国と言われている。おととし時点での人口は約264万人。


国境を越えてきた避難民の数は3月24日の時点で38万人、国の人口の実に14%を超えている。
通過してさらに別の国に向かう人もいますが10万人近い9万7070人がとどまり、その半数近くの約4万8000人は子どもだということである(モルドバ大使館情報)。その数は日を追うごとに増えている。
避難民1人当たりの1日の負担額は25ドル。

「隣人を助ける」ウクライナ隣国モルドバの駐日大使に聞く | NHK | News Up | ウクライナ情勢

【ソコラン大使の言葉】
「経済的な面で見ると、ウクライナ周辺国の中でモルドバはいちばんぜい弱な国です。しかし、それが避難民を受け入れない理由にはならないと思っています。私たちが受け入れなければ、ウクライナからの避難民はもっと悲惨な状況になるでしょう。
近所の人が困っているときには、助けるしかないのです。私は、悲惨な状況の人が自分の家のドアの前にいるのに、その人を助けないというモルドバ人を想像することができません。豊かでなくても、私たちはできることをしたいと思っています」
「残念なことにロシアのウクライナへの侵攻はまだ続いていて、避難民はこれからも増えるでしょう。しかし、私たちはこれからも避難民を受け入れて、彼らにとって心地よい環境を作っていきたいと考えています。そのためには1レイ(モルドバの現地通貨)でも、1ドルでも、1円でも役に立ちます。人々にあたたかい支援を提供でき、避難民の子どもたちにとっての光になります。日本の皆さんにお願いしたいのは、寄付できる人たちは、どんな小さな額でもいいので寄付してほしいということです。それにより、悲惨な状況にある人たちを支援することができるようになります。」


爆撃で壊滅状態になったウクライナを見ると、たとえこの戦争が終結したとしても、避難民に人たちのほとんどは帰る家がない。これからも長い支援が必要になる。多くの避難民を受け入れた国を支援するのも又支援である。

▽駐日モルドバ大使館
電話番号:03-5225-1622
Email:tokyo@mfa.gov.md

支援金の振込先
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:田町支店
口座種類:普通口座
口座番号:0994166
口座名義:Embassy of the Republic of Moldova to Japan

TOP│【MOLDOVA-MARKET】モルドバワイン専門店

モルドバという国を理解しつつ支援したい人は、モルドバの輸入食品を買ってみるのもいいかもしれない。東京にモルドバマーケットでは、ワイン、ハチミツ、チョコレートなどの通販もしている。

グーグルアースでモルドバを一巡りすると風光明媚な国だということが分かる。海外旅行にもいい。

長野県東御市は、カフール市(モルドバカフール県)とH29年10月6日 に姉妹都市になっている。」