ウクライナ・キーウで、ドミトロ・イブ氏制作のロシアのウラジーミル・プーチン大統領をモチーフにした像(2022年5月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / SOURCE / BYLINE

APFのウクライナの画像は他の報道写真とは違って、ユニークな写真が多い。きっと、カメラマンが個性的な人なんだろう。毎日のようにAPFのサイトをのぞいている。
「拳銃」くわえたプーチン像、ウクライナ首都に設置 写真12枚 国際ニュース:AFPBB News


上記の彫像には「プトラー、ヒントが分かったか?」という添え書きがついている。これは、この彫刻を制作した作家からプーチン大統領にあてたメッセージである。

ウクライナの彫刻家Dmytro Ivによる#Zastrelis(拳銃自殺)という題名の時事的なインスタレーションは、プーチンが自ら世界を離れることによって世界をより良い場所にする時が来たことを示唆しているらしい。


5月8日 AFPの記事には、「ウクライナの首都キーウ中心部に7日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領をモチーフにした彫像が設置された。」という見出しと共に画像が12枚添付されている。

像のタイトルは「拳銃自殺」「ShootYourself」で、ウクライナ人彫刻家のドミトロ・イブ(Dmytro Iv.)氏が制作した。像のプレートには「プトラー(プーチン氏とナチス・ドイツ〔Nazi〕の指導者アドルフ・ヒトラー〔Adolf Hitler〕を合わせた造語)、ヒントが分かったか?」とプーチンにあてたメッセージが書かれている。

ウクライナの彫刻家DmytroIvは、キーウの中心にあるロシアのウラジーミルプチン大統領の記念碑の前でジャーナリストのインタビューに答えた。 マイダン時代に破壊されたソビエトの指導者レーニンの記念碑の台座の隣に設置されたこの彫像のプレートには次のように書かれている。 「歴史によると、戦争犯罪者には2つの道しかありません-法廷または・・・Putler(プーチンという名前にヒットラーという名前をミックスした蔑称で、プトラー)、あなたはヒントを得ましたか?」  彫刻は「ShootYourself」と呼ばれ、アーティストの言葉を借りれば、その答えは一目瞭然だということである。

この彫刻を見たプーチンが、素直に「はい、分かりました。では・・・」バーン!なんてことは起こりそうにはないし、もし、プーチンが死ねば、自動核兵器制御システム「死の手」が作動開始されるというのではないか。拳銃の弾は、フルメタルジャケットではなく、植物人間になる特別製の麻酔薬の弾でなけれなならない。

因みに、ヒットラーの自殺の手段は、拳銃と劇薬であるシアン化物を複合的に用いたものとされている。