2022年9月25日6時ごろ、北朝鮮が又しても弾道ミサイルを発射した。北朝鮮はポンポンミサイルを打つが、一体ミサイルなるもの一回打つとどの位のお金がかかるのかと気になりだして調べてみた。

ウキペディアによると「弾道ミサイルは、大気圏の内外を弾道を描いて飛ぶ対地ミサイルのこと。弾道弾とも呼ばれる。弾道ミサイルは最初の数分の間に加速し、その後慣性によって、いわゆる弾道飛行と呼ばれている軌道を通過し、目標に到達する。」


日経新聞によると、
「韓国政府の推定によると1回の弾道ミサイル発射費用は約8億5千万ドル(約690億円)。大半の住民に1年間最低限の食料を配給できる金額だ。」

又、テレ朝ニュースによると、
「韓国の与党国会議員が明らかにした国防研究院の分析では、2022年に入り北朝鮮が行った17回のミサイル発射にかかった経費は材料費や人件費などを合わせて4億から6億5000万ドルと分析しています。
この総額をファイザー製の新型コロナワクチンに換算すると最大で3250万回分となり、北朝鮮のすべての人が1回接種できる数だとしています。
また、コメに換算すると最大で84万トンとなり、北朝鮮で今年不足するとされている食料分をほぼ補うことができると試算しています。」ということで、国民が貧困に飢えているというのに、この浪費は一体どうなっているのか首をかしげざるを得ない。国民はどのように洗脳されているのか。


同じく、日経新聞によると、
「韓国国防省傘下の研究機関が北朝鮮の2022年1月以降のミサイル発射費用を最大870億円と推計した。半年足らずで北朝鮮の国内総生産(GDP)の2%程度を投入した計算だ。兵器開発に資金を集中投下する実態が浮かぶ。」

上記の3つの記事を見るとよく計算が分からない。一体何を含めた経費なんだろうか。ただ、分かる事は、ミサイルを発射するということは莫大な経費が掛かるということである。戦争は、割に合わない行為で、お金ばかりがかかるので少しでも知恵の働く人間なら避けるはずだと思うのだが。世界中の国のトップは、皆ほとんどがアホなのか被害妄想狂なのか。


参考までに日本の場合、
あなたの兵器、それおいくらですか?(陸上自衛隊・ミサイル/銃火器編)
【03式中距離地対空誘導弾】: 純国産で生み出された地対空ミサイルで略称は「中SAM」
発射機、射撃指揮装置、幹線無線伝送装置、運搬装填車、射撃用レーダー装置車、信号処理車、そしてミサイル6発でワンセットで、500億円。


ミサイルがあってもそれを発射するための設備に多大な経費が掛かるのだ。ウクライナ支援も大変なのだろう。
これらの軍事費を国民の生活が豊かになる方に向ければどんなに救われる人がいることかと思うと空しくなってくる。